フィンランドの教育が気になったので、調べてわかった事をコピペしていきます。
すぐに日本で導入という事は、難しそうです。
フィンランド教育概要及びフィンランドの学校がこう変わる!Q&A10選及びフィンランドにおける学校と教育システムの改革より
- すべての人が平等に教育を受けられるという方針から、就学前教育から高等教育まで、すべての課程において教育は無料
- 教科書や給食、遠隔地に暮らす児童の送迎も無料
- 有料なのは成人教育のみ
- 児童ひとりひとりの可能性を最大限に引き出すようにと考えられている
- 指導とカウンセリングの目的は、子供達がよく学び、将来の選択を正しく行えるようにする事
- フィンランドの公用語はフィンランド語とスウェーデン語
- 成人教育の人受講率は世界的に見ても高い
- 教育の自立性がすべての教育段階に対して高く、例えば1クラスの規模は、教員と学校自由に決定できる
- 同じひとりの教師が担任として最初の6年を教え、残りの3年を科目専門の教師たちが教える
- 学校の1年は8月中旬に始まり6月初旬までの190日間。学校は週休2日
- 1週間の最低授業時間数は19~30と流動的
- 国が定める基礎教育のための核となるカリキュラムは、フィンランド国家教育委員会によって決定されている
- カリキュラムに含まれるもの
- それぞれの教科の目的と核となる内容
- 児童評価の指針
- 特別支援教育
- 児童の福祉
- 教育のガイダンス
- 学びの環境
- アプローチの方向性
- 学習のコンセプト
- カリキュラムは、およそ10年ごとに更新される
- フィンランドでは基礎教育期間内の全国統一テストはない
- 教員は国のカリキュラムの枠組みの中で、自らのカリキュラムを作成する
- 基礎教育を履修した生徒たちは高校あるいは職業学校の後期中等教育へ進む
- 高校は、2年で履修したりあるいは4年くらいかけても良い
- 生徒が比較的自由に個人の学習計画をたてられるようになっている
- 職業訓練教育は学問でいうと8分野、資格としては50以上の職業資格で100以上の学習プログラムを網羅している
- 教師は人気の職業でば初等教育の希望者のうち、合格はわずか10%ほど
- 専門教科の教師に関しては、科目によって異なり、合格率は10~50%
- フィンランドの教育システムでは、9年間を一貫した基礎教育として位置づけている
- 実際は、日本の教育システムと同様、小学校が6年間、中学校が3年間と、分かれているのが一般的
- 基礎教育を終えると、普通科高等学校もしくは職業専門学校に進学し3年間学ぶ
- その後、大学もしくは高等職業専門学校へと進学することになる
- フィンランドでは、「留年」が決して 恥ずかしいこととはとらえられていない
- 教科書はもちろん、鉛筆やノートに 到るまですべて支給される
- 学費は勿論、大学や大学院も含めて無料である
- 教育に関して、国、地域、学校、教員、保護者、その他関係者の信頼関係が土台となっており、強い繋がりがある
- 教師は授業を行い、身体精神面のケアに関しては、学校心理士や学校看護士が引き受け、生活全般に関してはソーシャルワーカーがサポートを行う
こうして書き出して見ると、フィンランド教育の特徴は、信頼関係の基盤にあると思いました。
国が教育カリキュラムの大枠を引いて学校に渡し、学校の運営方針についてはとやかく言わない。
ただ、信頼するのみです。
学校もまた、教員を信頼し授業のデザインを任せいます。
教員は、怠けたりせず子供達を信頼して考え抜かれたカリキュラムを施します。
子供達や親は国を信頼して、こうした方針に従て生涯学習に努めています。
学校が変わればいいというだけでなく、地域や学校を理解して信頼する親も変わらなければならないのです。
親としてまず出来る事は、子供が将来正しい判断できる大人になるように、環境を整えてあげる事ですね。
しかしながら、フィンランドの経済成長率は0.4%と低く、失業率も9.325%と高い数値です。
経済的には課題が大きいと思われます。
だからこそ優秀な人材の確保に乗り出したのでしょう。
子供達が大きくなって、フィンランドの課題をクリアすると教育以外の面でも優れた国家になるかもしれません。