親子の会話が、子供の将来に大きく影響されている事は、経済産業省も認めています。

理系をめざすきっかけは小・中学時代、父親の影響大という実態

子供に「こんな大人になってほしいなぁ」と思うのは、親ならだれでも思うのではないでしょうか。

ちゃんと勉強して立派な大人になってほしい、と思うのは当然ですが、子供がどのような学習をしているのか把握していない親も大変多いそうです。

大人はついつい、自分の価値観や自分の話をしがちですが、子供がどのような価値観を形成しようとしているのか、学校の教科書を開いて確認する事は、親子の会話にもいい影響を与えます。

そこで今回、小学1年生と4年生の教科書を読んでみました。

印象としては、両方とも絵柄が豊富で読みやすく作られているなぁと思いました。
僕が子供の頃は、もう少し字が多かったような。
教科書を薄く・大きくなった印象で、社会科などは雑誌にも近いなと感じました。

一言にいって、「楽しそう!」という感じです。
勉強をするというより、読み物として扱える教科書になっているようです。

小学一年生の国語の教科書では、読む事・書く事に重点がおかれていますが、きちんと物語を読み取る設問もあり、きちんと設計されています。

小学四年生の国語の教科書は、自分で考える趣が強く、やや難解な表現も増えていました。

ただ、小学1年生も4年生も、すこし物足りないとも感じました。

教科書を開いてみて感じたのは、学校の方針としても立派な大人になって欲しいと思う方向性は、親と同じなのだという事。
きちんと勉強する事で、そのような大人に近づくことが出来そうです。

食卓での子供の会話にて

「こんな勉強しているんだね」
「国語に出てくるこの物語に何を感じた?」
「社会に出てくるこれって面白いね」
「算数はここまで出来るようになったんだね」

などの会話が出来、子供に主体性を置いた会話が出来そうです。

ぜひ、教科書を読んで子供と会話してみる事をお勧めします。

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