今日、タイピングに初めてチャレンジした男の子がいました。
ホームポジションを教えて、指の使い方を教えて、ゆっくり打つように指示し、少し様子を見ました。
しばらく打ちつづけていましたがなかなかうまく打てなくて、ついにはガジャン・ガジャンと乱暴に打ち始めました。
これは良くあることで普通の事です。
しかし、このまま放っておくと、パソコン嫌いになるかもしれません。
そこで一緒にやろうと声をかけて、ゆっくりゆっくり指を教えてあげながら練習を進めました。
ツクルでポジションの練習に使っているツールでは、アルファベットが一文字ずつ指定され、それを打っていくと次々と点数が上がっていく、と言う仕組みになっています。
また、出てきた点数と打ち間違いの回数を紙に書くように指示して、1回の練習で20回を打つようにしています。
1番最初の頃は、どうしてもうまくいかないのでイライラすることもありますが、そんな時に一緒にゆっくり、丁寧にやってあげると、良い点数が出たりします。
正直言ってまだ慣れていない頃は、多くたくさん打つと言うよりも正確に打って欲しいのでミスがないように目指してもらいますが、子供たちは点数が高くなるとテンションも高くなります。
ですので丁寧にゆっくりやってあげて高い点数が出たときに、すごく褒めてあげるとパソコン嫌いを回避できます。
その男の子もそのように褒めてあげて、2回ほど指の使い方を教えてあげると、後は自分で何とか続けようと言う気持ちになりました。
点数を記入しながら、伸びていく事が楽しくなったようでした。
難しいものにチャレンジしたり、未知のものにちゃんにする時は、それを指導する人は、最初にミスを許してあげることと、褒めてあげることが重要なのかもしれません。
タイピングは特に苦手意識を持ちやすいスキルですが、ここをうまくクリアすれば、パソコンに対して自信を持つようになるので最初はよく褒めるようにしています。