LIFE SHIFTという本によると、今の20代が100歳まで生きる可能性は50%であり、10代以下はもっと高い確率になるようです。
厚生労働省が、高校生向けに作った資料にも、95歳まで生きる事を前提に人生計画を立て方がいいと書かれていました。

LIFE SHIFT

高校生が知っておくべき将来の話

100歳まで生きるとして、どのような時間の過ごし方になるか、大学の授業でも話してみたくなり、しらべてみました。

 

まず、生まれてから100歳までを時間に直してみますと、

100年 × 365日 × 24時間 =

876,000時間

 

という事になりました。

38歳である僕をモデルに、これまでどのくらいの時間を消費したかを考えてみます。

38年 × 365日 × 24時間 =

332,880時間

 

残された人生は、

876,000時間 - 332,880時間  =

543,120時間!!

 

ぐっと減りました。。。

や、やれやれだぜ・・・

 

残された時間から、寝ている時間を引いて起きている時間を出してみます。

日本人の睡眠時間は、約8時間との事なので

543,120時間 - (8時間 × 62年 × 365日) =

 

362,080時間!!

 

寝すぎかなぁ。。。いや、日本人は調査した29カ国中2番目に睡眠時間が短いそうなので、決して寝すぎではありません!

 

さらに働いている時間を引いてみます。

労働時間は、8時間と定めている企業が多いので睡眠時間と同じ計算になります。

362,080時間 - (8時間 × 62年 × 365日) =

 

181,040時間!!

 

ぎゃー!こんなに減ってしまいました!!

でも、恐ろしい事に僕らはもっといろんなことに時間を使っているんです。

例えば、ご飯を食べる時間は、日本人は1日に2時間くらい使っているそうです。

181,040時間 - (2時間 × 62年 × 365日) =

 

135,780時間!!

 

総務省の社会生活基本調査によると、

通勤・通学の平均は30分だそうです。

通勤・通学を除いた移動時間も30分。

買い物の平均時間も30分。

テレビやラジオなどのメディアには2時間ほど費やしているそう。

135,780時間 - (3.5時間 × 62年 × 365日) =

 

56,575時間!!

 

他にもいろいろ消費する時間はあります。

トイレに入っている時間とか、家事をしている時間とかなど。

 

極力、ながら作業で被せられない時間をピックアップしてみましたが、僕が自由に使える時間は56,575時間のようです。

2357日です。

6年と167日…

 

しかし話はこれだけでは終わりません。

なんと、人間の思考は95%が無意識なのだそうです。

 

つまり、僕が残りの人生を意識的に過ごすであろう時間は、

2,829時間!!

 

118日!!

 

約4カ月!!

 

余命(ではないんですけどそんな気になります)、4カ月をどう過ごすか。

迷っている間にも時間は過ぎ去っていきます。

 

坂本龍馬はいつ死んでもいいように、行動していたそうですが、僕も気合が入りました。

とりあえず、向かう目標がなければ無駄な時間を過ごしてしまいますね!

 

ぜひ、みなさんも自由に使えて意識的に活動するであろう残り時間を計算してみてください。

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