夏休み、子どもたちの手で、世界に一つだけのゲームがつくられました。

 

8月7日(月)から10日(木)、10:00から12:00の時間帯に手、与那原東小学校2階パソコン教室でプログラミングサマースクールが開催されました。

 

与那原東小学校は、隣に幼稚園があります。

校舎が新しく、パソコン室でなんと音楽が流せるなど、設備が整っており、たのしく教えられる環境がありました。

 

メンターは沖縄女子短期大学の学生が担当し、子どもたちをサポートしました。

 

おかげさまで今回は18人もの小学生が参加してくれました。ありがとうございます。

プログラミングといっても、難しい文字をたくさん入力するわけではありません。命令を書いたブロックを組み合わせるだけなので、とても簡単です。

 

2030年にプログラミング人口が80万人不足するといわれています。今のうちにコンピュータに触れておくことによって、パソコンを扱えるようになってほしいというのがコンセプトです。

ゲームをつくることによって物事を順序だてて考える力もつけてほしいです。

 

1日目はレベル1「ドラゴンから逃げろ!」というゲームを作りました。マウスを動かすと勇者がそれに合わせて動きます。飛びながら炎を吹いているドラゴンから10秒間逃げ回らなければなりません。

 

2日目はレベル2「迷路からの脱出」を作りました。黒い壁とドクロにぶつからないように、勇者をマウスで動かしてゴールまで導かなければなりません。

 

3日目はいきなりレベル4の「ドラゴンを倒せ」を作りました。これは少し複雑に組み立てないといけないゲームです。勇者が、飛び回るドラゴンを避けながら攻撃しなければなりません。「HP」などゲームでよく見る言葉も出てきます。

 

4日目は子どもたちのオリジナルゲームを作りました。完成したゲームは保護者の方々のパソコンに送られ、自宅でも遊べるようになっています。

 

1日目から3日目までの流れは、まず、完成されたゲームをプレイします。そしてこのゲームがどのような構成になっているのかを観察シートというものに書き、答え合わせをします。そして、観察シートに書いた順番どおりにプログラミングしていきます。完成したらアレンジタイムです。

ドラゴンが急に現れるようにしたり、制限時間を短くしたりと様々な工夫が見られました。そして、ゲームセンターのように他の子が作ったゲームを遊んでみて終わりです。アレンジタイムとゲームセンタータイムでの子どもたちは一番輝いています。

 

4日目の流れは、どんなゲームを作るか決めて、それをメンターと一緒になってカタチにしていきます。

作ったゲームは、お互いでプレイしあいますが、そのようすはまるでゲームセンター!

最後に感想を書かせました。来年も参加したいという声も聞こえて、手ごたえを感じたので嬉しいです。

子どもたちは、記憶力が高く、とても積極的で、ゲーム好きな子が多かったです。ゲームを作るほうではなく、キャラクターデザインが好きという子もいて、とても印象的でした。その子が見せてくれた絵がすごく細かくて、才能を感じました。また、裏技を作りたいという子もいて、発想力に驚かされました。

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