身の回りのモノには、すでにたくさんのプログラムが使われています。
スマホなんかは小さなパソコンで、プログラムの塊みたいなものだし、テレビ・エアコン・車にも使われています。
すでに僕たちの生活は、プログラムによって支えられています。
今まであったモノを便利にするために、プログラムの活用はどんどん進んでいくという事が、未来の必要性として一つあげられますが、これはそれほど重要ではないかもしれません。
新しい世界はプログラムによって出来ているという事が重要です。
なぜなら、僕たちのライフスタイルはリアルで過ごすよりもネットで過ごす時間の方が長くなっていくからです。
みなさんは、1日に何時間くらいインターネットを使いますか?
現在の10代は、およそ7時間をインターネットに使っているそうです。
1日7時間ですよ!
パソコンはもちろん、ゲーム機やスマホやネット配信番組などにアクセスし1日7時間もの時間をネットに費やしています。
僕はインターネットを使う仕事をしているので、やはりそれくらいはインターネットに使っているでしょう。
しかし、仕事で使っているわけではない10代が1日の約3分の1をインターネット上で過ごしているなんて。。。
年代が若くなるにつれて、インターネットアクセス時間が伸びる傾向にあります。
これからの子供達は、僕たち以上にインターネットに触れる事になる事が予想出来ます。
そうすると、インターネット上での生活密度が高まるので、もっとネットライフを快適に過ごしたいと思うようになるはずです。もうすでになっているんですけど。
ちょっとイメージしやすいようにバーチャル空間を考えて見ましょう。VRも広がっている事ですし。
僕たちの過ごしているこの空間がバーチャルだとします。
部屋の内装を変えたいな、と思った時にする事は、DIYではなくプログラミングです。
どこか別の空間に行きたいな、と思った時には、飛行機に乗るのではなくプログラミングです。
映画を見る、本を読む、洋服を買う、仕事をする、授業を受ける・・・全てプログラム下におかれるかもしれません。
バーチャル空間自体がプログラミングする事によって成り立っているので、そこでの営みはすべてプログラミングになるのです。
VRの世界にどっぷり浸かって毎日を過ごすのは行き過ぎた考えです。
しかし、スマホの画面を見ていることはリアルではないネットの世界を見ているということですから、これをバーチャル空間の定義の中に入れてしまえば、バーチャル空間で過ごすことは、今後より広がっていくでしょう。
また、人口減少から労働力が賄えなくなる事が予測されているので、ロボットやAIの開発は進んでいます。
リアルの世界でもプログラムの活用が当たり前になります。
現在の小学生は、ロボットやAIと一緒に過ごす世代です。
プログラミングスキルのある人は、空間を設計できる事になり、スキルのない人は出来る人に依頼せざるを得なくなります。
今の紙と鉛筆が使えるのと同じくらい、プログラミングは必要になるというわけです。