渡嘉敷島から職場体験に来てくれた中学二年生「かつみん」の話題です。
かつみんの話は、ドライブ中に伺いました。
わけもわからず宜野湾市役所に連れてこられたかつみん。
わけを説明したものの、急すぎて戸惑いながら西原町役場に来たかつみん。
ちなみに西原町教育委員会の方は、渡嘉敷島から来たかつみんに興味津々でした。
かつみんは、神奈川県出身との事で、渡嘉敷島生まれではありません。
島留学というプログラムにより、渡嘉敷中学校に来たそうです。中1の時に。
島留学については、僕も今回知ったのですが、日本各地で行われている取り組みだそうです。
検索してみたところ、以下のような解説がありました。
過疎や少子化の問題を抱える日本の離島で、全国から小・中学生や高校生を募集し、留学生として受け入れる制度。
渡嘉敷島も、島留学を受け入れているんですね。
かつみんは、神奈川でゲームをしまくっている自分に空虚感を味わったそうです。
何か違う事がしたいと思い、自分で島留学という取り組みを探し出したといいます。
なんて、行動力があるんだ!
9名しかいない同級生のうち、3名が島留学者という事で割合は高いですね。
ゲームばかりしていたというかつみんは、島に来てから活動が変わったと言います。
かつみんの話はこんな感じ。
「寮の人は、なんでも知ってて壊れた車も一瞬で直します。」
「渡嘉敷島には、野球の日本代表に選ばれた事があって、そのあとボーイング777のパイロットになり、今は役場で働いているすごい人がいます。」
「渡嘉敷中にはバドミントン部しかないのですが、ヨネックスに関係があるそうです。」
「渡嘉敷にはウミガメがたくさんいるんですよ。泳ぐの遅いから、追いつけます。ウミガメの甲羅って藻が生えているから、なぞるとあとが残るんです。そこに自分の名前をかいて遊んでます。」
「部活がない日は、海に入ります。いろいろな貝を探したり、僕は潜るのが好きなので深く潜って遊びます。」
「いのししがヤギに突進して死なせてしまう事があります。僕はうりぼうをみた事が2回あります。」
「サバニ(小さな船)を漕いで、となりの座間味島に行ったりします。」
「寮での勉強は、東大生とネットでつないでみてもらったりしています。」
「自分で魚をさばきます。」
「ニワトリもさばけます。」
おいおい、かつみん、亀の背中に名前書くなんて、セレブが金出してやりたい事だぜ・・・
そんなかつみんは、将来フェラーリが欲しいそうです。
車種は、ラ・フェラーリという車で、世界に499台しかないそうです。
調べてみると、価格は1.2億円から4億円と果てしない金額でした。
3秒で100km/hになるというので、そうとうなものかと。。。
この車を買うためには、フェラーリを10台は所有しないといけないらしく、車庫もフェラーリ専用車庫が必要とのこと。
これらの事から、彼が必要と計算した月収は200万円でした。
夢がでかいぜ!かつみん!!
ニワトリもさばいちゃうかつみん。なんでも出来そうな勢いですね。
月収200万円の人は、かつみんが亀の背中に名前書いているという生活に憧れそうな気もします。
ランチは、バンボッシュに行ってご馳走してあげたのですが、帰りにステーキ屋さんに職場体験していた友達に、「バンボッシュ行ったんだぜ!」と嬉しそうでした。中学二年生らしいなぁ。
そして今日は、渡嘉敷島にちなんだゲームプログラミングを考えてもらいました。
マグロを採るゲームだそうです。
ぼくの渡嘉敷島のマグロジャーキーは絶品で、ぜひみなさんにも食べてもらいたい!
かつみんのおすすめは、乾燥マグロというものらしく僕はまだ食べた事がありません。
マグロジャーキーとの違いが非常にきになるので、今度食べに行こうかなと。
マグロゲームの完成が楽しみです!
マグロジャーキーの製造風景
マグロジャーキーのウェブサイトはこちら!