前回は、レアスキルの探し方についてお話ししました。
身に付けるべきスキルを発見したらどうすればいいのでしょうか?!
では、うまくコレ!というレアスキルが見つかったとします。例えば中国語としましょう。
すると今度は、どのように中国語を身に付けるか、という問題に直面します。
たいてい、中国語は難しいよねぇ、と諦めてしまうのではないでしょうか。
中国語はぜんぜんわからないから無理!と諦めてしまう前に、学生の皆さんは大学に中国語の授業がないか探る事ができます。
実際に中国語の授業はあるようなので、授業として選択する事が出来ます。
大学の授業料は、年間100万円近くするので身に付けられるスキルは身に付けないと損です。
ただなんとなく選択するのではなく、社会的課題と照らし合わせて受講すれば意味のある大学生活になると思います。
もう少し平たく言うと、「この授業でスキルアップすれば、いろんな人に認めてもらえるぜ!」という気持ちで受講できるのではないかと思うのです。
もっとも、こんな偉そうな事を言っている僕は大学中退なんですけど。。。バカだったなぁ。。。
ちなみに誤解の無いよう付け加えておきますけど、スキルに直結する授業だけが価値があるという意味ではありません。
僕は大学に在学中、文学の授業をとっていましたが、そこでの考え方は不思議な事にデザインの仕事で活かされました。
役に立たない知識なんてないと思いますが、今回はスキルの身に付け方について記載を進めます。
他にもスキルを身に付ける方法はたくさんあります。
・図書館に行って本を読む
・そのスキルが商品化されている企業を訪問する
・出来る人に聞く
・中国に行ってみる
などなど。
よく考えてみれば、スキルの身に付け方は思いつくんです。
でも、たいていやりません。
やらない理由を考えてしまうのです。
「図書館に行くのは、明日にしよう。今日はバタバタしてるし。」
「企業訪問するなんて失礼だからやめておこう」
「中国に行くのはお金かかるからなぁ」
という感じです。
確かにお金かかりますし、面倒です。
それなら、お金がかからず面倒でもないところからやればいいのです。
幸い、ここまで話をしてなんだかヤル気を持ってくれた学生がたくさんいました。
とても嬉しい!
でも、ヤル気は5秒で死にます。
僕もそうです。
みんなそうみたいです。(授業では3秒で死ぬと言ったけど)
ヤル気を殺さない方法は、ここでも言われている通りノートにその気持ちを書く事。
出来れば、次のアクションを書き留める事。
そして隙間時間を見つけては、書き留めたアクションを実行する事です。
実行したら即座に次のアクションも書きます。
考えるよりもはやく行動してしまうのです。
図書館に行くことを明日にしないで、授業が終わったらすぐに行くんです。
中国語を商品化している企業がないかネットで探すんです。
中国旅行に行くための費用を調べたりするんです。
こうした行動の積み重ねで、スキルを身に付け貧困から抜け出せますよ、とそんな話をしました。
一見面倒なように見えますが、いくつかあるニーズの高いレアスキルから、自分が関心をもてるものを一つ選び、勉強に没頭して身に付けていくと、充実した気分になります。
面倒というより、進んでやりたくなるのです。
子どもって、そういう事が得意なんですよね。
「どうしよう」と考える暇を脳に与えないように、次の行動次の行動と埋めていきましょう。
ちょっとずつでも前に進むはずです。
そう、熱中できることを見つけられたら、とてもいいなぁと思うのです。
(このシリーズはこれでおしまいです!この島が貧困から抜け出せますように。)