ゲストをお呼びしての講座は今回が最後となりました。
最後を飾っていただくのは、株式会社ネオマーケティングの代表取締役ファウンダー小林氏と立津氏。
株式会社ネオマーケティングは、マーケティング事業を展開しており、「その手があったか!」と言われるようなアイデアで人々と企業の架け橋になっておられる企業です。
マーケティングといっても一言では分かりにくいところがありますが、今回はとても分かりやすく講義して頂きました。
小林氏と立津氏の自己紹介から講義は始まりました。
国内4カ所に拠点をもち、沖縄には石垣と那覇にあります。
那覇よりも先に石垣にて開所されたそうですが、理由は当時セキュアなオフィスが石垣にあったという事からだそうです。
マーケティングの情報はセキュリティが求められるのです。
2015年に那覇にもオフィスを開所し、現在約20名が働いているそうです。
順調な成長をされています。
事業としては以下のように展開。
・リサーチ
・PR企画
・メディア発信
・IT支援
・Web制作
・コンタクトセンター
・BPO
これらを4つのフェイズに分けて取り組まれています。
1.商品開発フェイズ
2.プロモーション・販売促進フェイズ
3.効果測定・検証フェイズ
4.顧客フォロー・顧客との関係創りフェイズ
実際の取組を、コンビニの飲み物を例に説明して頂きました。
消費者に飲み物の魅力を訴えるときは、数的根拠を示すのがいいとの事。
例えば、「とても美味しいです!」というより「100人中99人が支持しました」の方が納得感があるという事です。
他にも
「味に満足しているだろうか」
「パッケージに魅力を感じるだろうか」
「価格に納得しているだろうか」
「大きさや量はどうだろうか」
といったことも調査します。
調査の為には、マーケティングデータが必要であり、データをどのように活用するかが大切。
そうしたデータ活用で企業をサポートする業務がネオマーケティングの強みなのです。
なんと、327万人もの消費者モニターと連携できるとの事!すごい!!
その他にも携帯電話のメインカラーをマーケティングデータから決定する、世界初の機能が本当に世界初なのかリサーチする、テレビ番組のランキング情報などを提供するなど、多種多様にわたるマーケティング事例を紹介してくださいました。
ネオマーケティングの活躍は、ランキングやグラフ・図などの情報に「ネオマーケティング調べ」と記載されているところで確認できるそうです。
あの有名なテレビ番組のあのコーナーは、ネオマーケティング社に支えられていると知って驚きました。
様々なマーケティング事例により、学生の皆さんもマーケティングの力を知る事が出来たと思います。
そんなネオマーケティング社の仕事内容を語る小林氏も立津氏も、楽しそうに話されていたのが印象的でした。
また、マーケティングのノウハウは、無理に学生の頃に勉強するより企業に入って経験しながらの方が良いと考えてらっしゃいます。
旅行に行く、好きな事を追求するなど、学生らしいことをした方がいいとアドバイスされていました。
小林さん、立津さん!
本日はありがとうございました!!