2017年1月11日の第14回寄付講座は、株式会社ファンコミュニケーションズより豊澤氏にご登壇頂きました。

株式会社ファンコミュニケーションズは、成果報酬型のウェブ広告ネットワークを提供している企業です。

ITの分野でもウェブ広告・マーケティングに特化しており、豊澤氏はユーザーがウェブ上で起こすアクションを解析しておられます。

 

北海道出身という豊澤氏の自己紹介からスタートした今回。

テーマは、「挫折と流転」。

重そうなテーマとは裏腹に、非常に親しみやすいトークで、アイドル好きである事、特にBABY METALのファンだという話に学生も虚を突かれ、ぐっと引き込まれていました。

時々出てくるエヴァンゲリオンのオマージュスライドにも笑いが起こっていました。

 

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多額の資産運用を行っていたところにリーマンショックが直撃し、大変な思いをされたというエピソードなど、金融業界でも様々な経験をされてきた豊澤氏。

ITだけでなく、金融についても少し触れて頂き、中央銀行の再編が地方にも起こってくるなど、興味深い内容を分かりやすく説明してくださいました。

金融業界での視点から就活のアドバイスとして、上場企業のIRのチェック方法なども取り上げていただき、学生にとってはとても貴重な機会となりました。

 

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金融だけでなくバンド経験やセブ島への留学経験など、学生にも関心の高い話題が次々と出てきます。

失敗談も話あり、一つ一つが勉強になります。

 

豊澤氏は、偶然見つけたという外資系データ分析ソフト企業へ入社し、統計の道を歩み始めます。

学生時代は、統計について得意ではなかったそうですが、仕事として多く関わり、その面白さが理解できたそう。

統計のスキルは、現在とてもニーズのあるスキルだそうで、これを身に付けていくと仕事がたくさん入ってきそうです。

ただ、統計に限らず、何か一つを突き詰めていけば、絶対に活かされると語ってくださいました。

豊澤自身、統計のスキルとアイドル好きという事を掛け合わせた記事を執筆し、仕事として成立した経験をお持ちです。

その記事はこちら。

アイドル戦国時代、推せば状況は変わるのか?乃木坂・AKBと卒業の関係をロジスティック回帰分析してみた

 

IT業界に入ってからは、分析の能力を活用し、ウェブマーケティングに携わっているそうです。

ウェブマーケティングでは、多様で複雑なデータを解析する必要があり、解析の精度が効果へと直結する為、非常に注目されている分野です。

豊澤氏は、伸び続けるウェブ広告の分野において、効率よくデータ分析し、広告配信の効果を最大化する研究をされています。

 

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本の執筆もされており、学生へのプレゼントもして頂きました。

学生からの質問も多く上がり、これまでとは雰囲気の違った回になりました。

豊澤さん!この度はありがとうございました!!

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