2016年12月21日に行われた第12回沖縄国際大学寄付講座は、株式会社アイ・エム・ジェイ沖縄事業所より、酒井様・高良様・新垣様にご登壇頂きました。
初の3名でのご登壇という事で、それぞれの自己紹介からスタート。
酒井氏は、沖縄事業所の統括をされており、高良氏はディレクターとして活躍。
新垣氏はデザイナーとしてご活躍されています。
高良氏のお母様は、ラッパーだそうです。わーお!
つづいて新垣氏より株式会社アイ・エム・ジェイの会社説明となりました。
1996年に創業され、20年目となる株式会社アイ・エム・ジェイ。
従業員598名と大きな会社です。すごい!!
ウェブ制作で手掛けているサイトも有名なところばかりで、実績の高さが伺えます。
ウェブ制作だけでなく、デジタルマーケティングの領域で顧客の課題を解決すべく様々な取り組みを紹介してくださいました。
中でもVRでホラー体験し、そのドキドキな心拍数に応じてクーポンが発行されるという取り組みは、とても面白い取り組みでした。
タクシーにゆっくり運転するようお願いするボタンなどもユニーク。
年間330社と取引をし、4,600ものプロジェクトが進行しているという驚くべき数字。
500名以上のスペシャリストがこれを支え、ユニークな取り組みを行っているそうです。
やりがいありそう!
株式会社アイ・エム・ジェイの取り組みは、「企業の課題解決のためにデジタルを用いて最大の効果を発揮できるようにする」との事で、デジタルマーケティングの領域ではトップクラスの企業です。
会社説明後、酒井氏より「モノではなく、コトを創る」というお話になります。
このテーマだけをみると、「うん?」となりそうなタイトルです。
コト?コトって創れるの??
そこで酒井氏が映し出したスライドは、おしゃれなカフェの写真でした。
「カフェが提供しているものはなんでしょう?」と書かれています。
カフェは、コーヒーやサンドイッチを提供するだけでなく、店員の対応や内装や立地などから、その店特有の雰囲気や環境をお客さんに提供しています。
こうした雰囲気や環境づくりが「コト創り」という事。
少し分かりづらい概念を、会社の実績をもとに、さらに詳しく説明してくださいました。
モノを作るだけなくコトを創る事の大切さを、ユーザー体験としてフェーズに分けて捉え、細かく分析・対応しているそうです。
この考え方は仕事をする上で重要という事で、高良氏の指導のもと、学生のみなさんにもワークを行って体験してもらいました。
20分ほどのワークで、消費者の感情の動きを考え、それに対応する施策を作り出すという内容。
初めての体験にも関わらず、学生の皆さんは盛り上がって取り組んでいました。
質疑応答では、このワークを沖縄でも使うのか?このワークはスキルが上がるのか?など、行った体験に関心度の高い質問があがりました。
スキルというより考え方が広がり、もちろん沖縄でも使用しているとの回答。
明日から学生は何から取り組めばいいのか?という最後の質問には、それぞれ、
酒井氏「インターンや旅行など、学生の特権を活用して視野を広げましょう!」
高良氏「苦手かなと思ってもとりあえずやってみよう!意外と出来るよ!」
新垣氏「たくさん遊べ!」
というアドバイスを頂きました。
初の3名でのご登壇とワークという取り組み、ワーク中クリスマスソングをかけるという仕掛け!、非常にユニークな時間となりました!!
酒井さん、高良さん、新垣さん、本日はお忙しい中、本当にありがとうございました!