第10回沖縄国際大学寄付講座は、株式会社JTB沖縄より小宮氏、ビットノット株式会社より秋元氏にお越しいただきました。
最初にお話いただいたのは、小宮氏。
株式会社JTBは、100年企業で旅行の提案を行う会社です。
ネット以前は、旅行に行こうと思った時、旅先の情報は雑誌などがメインでしたが、今と比べるとほとんど情報なない時代でした。
そうした旅行者に、情報をお届けする事が重要な役割でしたが、ネット普及後は変化していきます。
旅先の情報はネットで探せるようになったため、総合旅行事業社から交流文化事業へとシフトしたそうです。
それにより、ネットの活用も進んでいきます。
JTB総合研究所では、「スマートフォンの利用と旅行消費に関する調査」を行い、スマートフォンでの有効なアプローチを模索したり、旅行へのきっかけに映像コンテンツがどれほど影響するかを調べたりしています。
その他にも、経産省との取り組みで、宿泊情報ビッグデータを分析できる観光予報プラットフォームは面白い試みですので、ぜひアクセスして見てください。
観光業界でもITの活用が進んでいる事を、分かりやすく伝えていただきました。
ビットノット株式会社は、ウェブ制作を行う企業です。
秋元氏は、前職がダイビング業界出会ったため、ダイビングや海に関するウェブサイトの作成を得意としています。
ITの中でもウェブサイトの制作は、なんとなくイメージしやすいと思いますが、デザインして終わりと思っている学生も多いはず。
実際には、いろいろなヒアリングやコーディング、検証、運営など様々な工程があり、デザインはその一部でしかない事を分かりやすく説明してくださいました。
また、前職がダイビングだった事によって、ダイビングとウェブ制作に特化する事が出来た事は秋元氏の強みとなっています。
締めくくりに、やりたい事が分からないならITをやっておくと、いろいろなところで応用できるという話があり、小宮氏も共感されていました。
小宮さん、秋元さん、この度はありがとうございました!!