こんにちは。ツクルの大森です。
この度、講話や講座を通して、小学生から大学生に至るまで、のべ3,000人の学生と向き合う事が出来ましたので、感謝申し上げます。
ここまでの経緯を少し。
前職では、採用担当として学生と向き合い、働く事について僕なりのメッセージを語らせて頂きました。
その時はのべ2,000名以上に会う事が出来ました。
2,000名に会う事を目標にし、いろいろな人から「難しいだろう」とは言われたものの、同じ採用担当の仲間や大学の教授の皆さんや、求人媒体の皆さんなど、非常に協力的で一人では到底到達しなかったでしょう。
ただ、単純に数を目標にしていた訳ではありません。
社会に出た先輩として、社会をまだ知らない学生に価値のあるメッセージを飛ばせなければ、数に意味はないなと。
所属している会社に入れる為だけではなく、社会で活躍する人材になるように、僕が分かっている事を発信しなければならないと考えていました。
ですので、会社説明や業務の説明を主とするのではなく、以下のような話をしていました。
・社会の仕組みの中で僕らが行っている仕事がどのような価値を生み出していて、誰を喜ばせているか
・社会に出て活躍するという事はどういう事なのか
・または、活躍しないという事はどういう事なのか
・会社を活用し、成長するにはどうしたらいいのか
・社会は辛いだけの場所ではなく、お金もらえて成長できる絶好の場所
そんな話を、まぁ、図々しく、かつ偉そうに話してしまっていたように思います。
当時、イラっとした方はすいません。。。
ところが、そういう話を企業説明会でするケースが少なかったのか、いろいろな場所で講話をお願いされるようになりました。
本当に感謝です。
頂いた機会は、一つも逃すまいと全てやらせて頂き、聴講者がいい時間を過ごしたと思えるように、毎回工夫を凝らしました。
大学や、専門学校や、高校や、訓練校や、学生の集まりや、社会人の集まりなどなど、本当にいろいろな機会を頂きました。
そうして到達したのが、2,000という数字で、採用した人材も一人一人素晴らしい人材を招き入れる事が出来ました。
ただこの時、多くの学生と出会いながら、自分が飛ばしているメッセージの影響が弱い事も感じました。
話を聞いたくらいでは、成長なんてしないのです。その後の行動によって、成長するのです。
つまり、僕がしていたのは「いい話したなぁ」という自己満足という事でした。
学生は、いずれ社会に出て仕事をします。
活躍できる人材を企業も求めていますし、学校もそのように育成したいし、学生自身も活躍したいはずです。
僕はそこにもっと介入して、活躍できるようにいい影響を出せるヒトになりたいと強く思うようになりました。
そして一念発起し、転職。
小学生から向き合おうと決め、社会で活躍できるスキル「プログラミング」を教えようと、ツクルを始める事になります。
大学生や専門学生との向き合いも強めていきました。
講師をさせた頂いたり、ちょっとしたイベントを打ち出したりがそうです。
ありがたいことに多くの方が受け入れてくださり、時には誘ってくださり、ついに今年出会えた学生の数は3,000人を超えたという訳です。
数字には、それほど意味がないかもしれません。
ただ、僕は多くの人に出会えた事を改めて感謝したく、この文を残しています。
くどくなりましたが、協力してくださった皆様、本当にありがとうございます。
そして、厚かましいのですが、今後ともよろしくお願いいたします。