「1. 勇者(ゆうしゃ)は足踏(あしぶ)みしている」は、説明(せつめい)をみずに行ってみましょう。
※困った場合は、Lv1やLv2の説明をごらんください。

 

2. 勇者(ゆうしゃ)はキーボードの矢印キーをを押すとその方向(ほうこう)に進む

 

コスチュームを入れ替(か)えたのとは別に、もう一度、「旗がクリックされたとき」「ずっと」を置(お)きます。

 

まず上向き矢印(やじるし)キーが押されたときに、上に進むようにしてみましょう。

 

上向き矢印(やじるし)キーが押(お)されたかどうかは、「調(しら)べる」カテゴリーにあります。

 

 

「調(しら)べる」カテゴリーの「スペースキーが押された」を選(えら)び、「▼」をクリックして「上向き矢印」を選びます。
これで「上向き矢印キーが押された」となります。

 

 

この六角形(ろっかくけい)のスクリプトブロックは、どのように使うといいでしょうか。

 

「制御(せいぎょ)」カテゴリーの「もし  なら」というブロックと一緒(いっしょ)に使います。

 

このように組み合わせてください。

 

 

スクラッチでは、画面(がめん)の縦(たて)と横(よこ)をそれぞれ、y座標(ざひょう)とx座標(ざひょう)で表(あらわ)します。

 

これによって、キャラクターがどこにいるのか、どのように動(うご)くのかを命令(めいれい)していきます。

 

 

上向き矢印キーが押されたら、上に進むようにするためには、「動き」カテゴリーの中にある、「y座標を10ずつ変(か)える」という命令(めいれい)をいれます。

 

 

これで10ずつ移動(いどう)しますが、10だと進みすぎてしまうので、3に変えましょう。

 

 

また、矢印キーが押されたときに、勇者(ゆうしゃ)が足踏(あしぶ)みするように見せたいので、「次のコスチュームにする」も加(くわ)えます。

 

 

さらに迷路(めいろ)の壁(かべ)にぶつかったら、それ以上(いじょう)先に進めないようにしたいと思います。

 

3ずつ移動(いどう)する動きを、ゼロにしたいので、「もし黒い色に触(ふ)れたらなら、y座標を-3ずつ変える」という命令(めいれい)を加(くわ)えます。

 

3ずつ移動しているときに、-3するとゼロになって止まってしまうというわけです。

 

「制御(せいぎょ)」カテゴリーの「もし  なら」を「次のコスチュームにする」の下におきましょう。

 

 

「調(しら)べる」カテゴリーの中にある、「 色に触(ふ)れた」を、「もし  なら」の間に入れて黒い色を選びます。

 

 

その中に、「y座標を-3ずつ変える」を入れます。

 

 

これで上向き矢印が押されたときの動きは完成(かんせい)です。

 

同じように、下や右や左も行いましょう。

 

下に移動するときは、y座標を-3ずつ変えます。

 

右に移動するときは、x座標を3ずつ変えます。

 

左に移動するときは、x座標を-3ずつ変えます。

 

y座標とx座標を間違(まちが)えないように気を付けましょう。

 

すべて組むと次のようになります。

 

これらを「緑の旗(はた)がクリックされたとき」「ずっと」で囲(かこ)みます。

 

 

緑の旗(はた)をクリックして、ちゃんと動くか確(たし)かめましょう。

 

今はまだ画面(がめん)に黒い壁(かべ)の迷路(めいろ)がないので、ぶつかったら止まるかどうかは確認(かくにん)できません。

 

黒い壁の迷路を作りましょう。

 

次は、3. 画面は、黒い壁の迷路になっているです!

 

 

 

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